帝国データバンク札幌支店が2019年度北海道内スーパーストアランキング発表

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 帝国データバンク札幌支店は8日、2019年度(19年4月~20年3月)に決算を迎えた北海道内のスーパーストア売上高ランキングを発表した。1位はコープさっぽろ(本部・札幌市西区)で、売上高は2917億300万円(前期比1・0%減)、ランキング対象になった07年度から13年連続で首位となった。(写真は、コープさっぽろ本部)

 このランキングは、帝国データバンクの企業概要ファイル「COSMOS2」(登録社数147万社)を対象に、19年度に決算を迎えた道内企業7万社からスーパーストア経営業者を抽出し、不動産収入等を含む売上高ランキングを作成したもの。

 ランキング1位はコープさっぽろ、2位はイオン北海道(本社・札幌市白石区)の2045億1000万円(前年同期比0・1%増)、3位はマックスバリュ北海道(同・同市中央区)の1335億700万円(同3・3%増)となり、上位10社までの顔ぶれと順位は変わらなかった。

 グループ別売上高では、イオン北海道とマックスバリュ北海道のイオングループ2社が1位で、売上高3380億1700万円(同1・4%増)、店舗数163だった。2位はコープさっぽろグループ(コープさっぽろ、魚長、中央スーパー)で、売上高3042億6100万円(同0・5%減)、店舗数130、3位はアークスグループ(ラルズ、東光ストア、道北アークス、福原、道南ラルズ、道東アークス)で、売上高3024億9900万円(同0・5%減)、店舗数218だった。

 帝国データバンク札幌支店の集計による2019年度北海道内スーパーストアランキング上位20は以下の通り。法人名、売上高、前年比伸び率の順。

①コープさっぽろ 2917億300万円 1・0%減
②イオン北海道 2045億1000万円 0・1%増
③マックスバリュ北海道 1335億700万円 3・3%増
④ラルズ 1292億2000万円 0・5%増
⑤ホクレン商事 654憶4300万円 1・6%増
⑥東光ストア 440億6900万円 1・9%減
⑦道北アークス 427億4000万円 1・3%減
⑧福原 421億8200万円 1・3%減
⑨北雄ラッキー 410億6600万円 2・9%減
⑩ダイイチ 410億2800万円 0・4%増
⑪道南ラルズ 243億5900万円 0・2%増
⑫道東アークス 199億2900万円 1・1%減
⑬北海道ジェイ・アール・フレッシュネス・リテール 177億5000万円 0・7%増
⑭豊月 154億8300万円 2・5%減
⑮津司 110億円 0・0%
⑯魚長 106億1800万円 5・6%減
⑰東武 55億円 3・5%減
⑱ダイゼン 54億5500万円 5・6%増
⑲モリワキ 48億円 10・5%増
⑳ハピオ 37億4200万円 1・3%減

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