帝国データバンク札幌支店(札幌市中央区)は、2021年度北海道内スーパーストア売上高ランキングを公表した。1位はイオン北海道(本社・同市白石区)で前期比0・7%増の3407億9600万円となり、2年連続の首位だった。(写真は、イオン北海道が展開する「マックスバリュ滝川本町店」)

 2位はコープさっぽろ(本部・同市西区)で前期比1・7%増の3215億4100万円、3位はラルズ(本社・同市中央区)で同0・7%増の1418億4400万円、4位はホクレン商事(同・同市北区)で同16・9%減の547億2000万円、5位は東光ストア(同・同市豊平区)で同1・8%減の460億3000万円となった。

 グループ別では、イオン北海道が2年連続トップとなり、2位はコープさっぽろと業務提携している魚長(本社・函館市)、中央スーパー(同・留萌市)を含めたコープさっぽろグループの3332億4100万円(前期比1・4%増)、3位はラルズ、東光ストア、道北アークス(本社・旭川市)、福原(同・帯広市)、道南ラルズ(同・函館市)、道東アークス(同・北見市)のアークスグループで、前期比0・6%減の3201億6600万円。店舗数は、イオン北海道グループが166店舗、コープさっぽろグループが129店舗、アークスグループが217店舗。

 上位50社の売上高合計は1兆2303億9400万円で、前年度と比べて0・8%減少した。上位10社の売上高は、50社合計売上高の89・5%を占める1兆1017億3500万円となり、前年度から0・4%減少した。ただ、上位10社の売上高比率は前年度の89・2%から0・3ポイント増加、寡占化がさらに進んでいることが分かる。

 6位から20位までのランキングは次の通り。
◆6位 ダイイチ(本社・帯広市) 445億7000万円(前期比3・2%増)
◆7位 道北アークス 443億8500万円(前期比0・9%減)
◆8位 福原 422億2500万円(前期比2・6%減)
◆9位 北雄ラッキー(本社・札幌市手稲区) 400億9800万円(前期比2・0%減)
◆10位 道南ラルズ 255億2600万円(前期比0・8%減)
◆11位 道東アークス 201億5600万円(前期比2・4%減)
◆12位 JR北海道フレッシュキヨスク(本社・札幌市中央区) 151億700万円(前期比53・5%増、2021年10月1日付で北海道ジェイ・アール・フレッシュネス・リテールを吸収合併)
◆13位 豊月(本部・苫小牧市) 147億4100万円(前期比6・7%減)
◆14位 津司(本社・札幌市手稲区) 124億円(前期比3・3%増)
◆15位 魚長 98億3400万円(前期比5・9%減)
◆16位 ダイゼン(本社・上川郡鷹栖町) 70億4300万円(前期比11・0%増)
◆17位 モリワキ(本社・札幌市西区) 60億3300万円(前期比0・8%減)
◆18位 東武(本社・標津郡中標津町) 51億8000万円(前期比0・4%減)
◆19位 一ウ商事(本社・札幌市西区) 37億5000万円(前期比0・0%)
◆20位 ハピオ(本社・河東郡音更町) 37億3000万円(前期比3・8%増)



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