マックスバリュ北海道が北32条店(札幌市北区北32条西13丁目)を小幅リニューアル、加工食品のゴンドラ配置を適正化

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 マックスバリュ北海道は、14日午前7時に札幌市内の北32条店(北区北32条西13丁目)をリニューアルオープンさせた。前日の1日間を休業して加工食品のゴンドラ配置を変えるなど小幅な改装で、食べきりできる小容量の食品を豊富に揃えシニア層の買い物ニーズにより近づけた。リニューアルによって10%の売り上げ増を狙う。(写真上段はリニューアルした北32条店とお花の苗サービス、下段左はコーナー化したパン売り場、右は小容量ペットボトルも品揃えした飲料コーナー)
  
 同店は7年前に開店した比較的新しいマックスバリュ店舗。今回のリニューアルでは、品揃えを絞り込んで6000~7000SKU(在庫保管単位)にしたほか、加工食品のゴンドラ配置を変え、パンやお菓子のコーナー化も行った。
 
「飲料も500ml以下のペットボトルを揃えるなど、食べきり、飲みきりできる小容量サイズを豊富に揃えた」(広報)のがポイント。
 
 同店は店舗面積約1800㎡、年間売上高は20億円弱で確実に利益を出している収益店舗。
 
 午前7時開店から先着200人に花の苗をプレゼントするサービスも実施、7時半には用意した苗を配り終えた。
 
 リニューアルオープンのチラシでは、たまごMサイズ10個入り98円、北海道産ほうれん草1袋78円、国内産若鶏モモ肉100g当たり58円などが目玉商品になっている。
 同店舗の2階部分は、5月15日に閉店したツルハドラッグの後継として靴のニューステップが6月29日しているほか、ザ・本屋がマックスバリュ店舗のリニューアルと同じ14日にオープンした。
 
 マックスバリュ北海道は、決算期を1月末から2月末に変更したため、今期は2月~来年2月までの13ヵ月の変則決算となるが、今期は既にザ・ビッグへの業態転換を含めて9店舗目のリニューアル。8月末までの上期のリニューアルは今回が最後。下期には10月ころに3年ぶりの新店、マックスバリュ滝川本町店(滝川市本町4丁目620番地、店舗面積約1815㎡)がオープンする予定。

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