リラィアブル(本社・釧路市)は、書籍・文具・飲食などの大型複合店舗「コーチャンフォー」で展開している食品コーナー「マルシェ」で、自社ブランド商品の品揃えを強化している。きょう24日から新たに「原谷農園のにんじんジュース」を販売、これによって自社ブランド商品は4品目になる。(写真は、「原谷農園のにんじんジュース」)

 リラィアブルは、東京都稲城市や札幌市、旭川市、釧路市、北見市で展開している大型複合店舗「コーチャンフォー」7店舗のうち道内6店舗で2018年3月から「マルシェ」を開設、食品事業をスタートさせている。成城石井(本社・横浜市西区)の商品や全国から厳選したグルメ、輸入食品、北海道のこだわりの食品など約3000品目を揃えている。

 今年に入ってからは、道産食材を使った自社ブランド商品の開発を進め、これまでに釧路産パプリカや北見産にんじんを使ったドレッシング、十勝産小豆を使った饅頭を商品化してきた。いずれも食品会社などと協力しながら商品化している。
 にんじんには、βーカロテンが豊富に含まれている。βーカロテンには抗酸化作用があり体内に発生した活性酸素を除去すると言われているほか、体内でビタミンAになり、皮膚や粘膜を強くして目の健康にも有効とされている。原谷農園(北見市留辺蘂町温根湯)が栽培しているにんじんには、抗酸化成分が一般的なにんじんに比べて2倍以上含まれている。

 採れたてのにんじんの甘みが口の中に広がり、後味もすっきりしているため、野菜嫌いの子どもや大人でも美味しく飲める。80ml入り、税別230円。発売後3ヵ月で5000本の販売を見込む。リラィアブルでは、「今後もいちごなど北海道産の食材を利用してコンスタントに自社ブランド商品を展開していきたい」(佐藤暁哉社長)としている。
※2020年12月24日、記事一部修正しました。


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