石狩の雪原に「COSTCO」の文字が躍り出てきた。赤の「COSTCO」に青の「WHOLESALE」のロゴ。来春に迫るオープンに向け、建設工事は折り返し点を過ぎた。雪原に巨大な建物が浮かび上がってくる様子は、北海道らしさを存分に感じさせてくれる。
(写真は、店舗外壁に登場した「COSTCO」の文字=上と店舗の全体外観)

「コストコホールセール札幌倉庫店」(札幌市清田区)に次ぐ北海道2号店として「コストコホールセール石狩倉庫店」(仮称)の建設が始まって以来、ほぼ毎月のように本サイトでは建設の進捗状況を紹介してきた。秋の深まる9月下旬には鉄骨の組み立て作業が始まり、冬の訪れが近づいてきた10月下旬には建物の骨組みが完成、店舗の全体像をイメージできるようになった。

 そして、冬が深まり雪の量が増え始めてきた12月中旬、外装工事はさらに進み、外壁には「COSTCO」の文字が見えるようになってきた。敷地には多くの車が停められ、建設に携わる作業員の数を実感させてくれる。
 建設場所は、石狩市新港南2丁目の国道337号線沿い。今年の夏までは原野のような風景が広がっていたところが、今は躍動感が漂うスポットになっている。店舗と同時に建設されているガソリンスタンドは一足早く完成に近づいており、巨艦誕生のプロローグ役を担っている。

 雪はこれからが本番だが、店舗建設は熱気を帯びてまっしぐらに進む。春のオープンに向けて、コストコファンの期待が高まっている。


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