イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、札幌市の文化芸術や観光振興を応援するため「創造都市さっぽろWAON」、「SAPPORO雪ミクWAON」の寄付金を市と一般社団法人札幌観光協会に贈呈した。(写真は、寄付金贈呈式。左からイオン北海道・青栁英樹社長、札幌市・秋元克広市長=イオン北海道提供)

 札幌市とイオン(本社・千葉市美浜区)は、2014年1月に「さっぽろまちづくりパートナー協定」を締結。その一環として14年3月に文化芸術振興を応援する「創造都市さっぽろWAON」を、17年2月には観光振興を応援する「SAPPORO雪ミクWAON」を発行した。これらカードをイオングループの各店舗やWAON加盟店で利用することで、利用金額の一部が札幌市に寄付される。

「創造都市さっぽろWAON」の19年度(イオン北海道の決算年度19年3月1日~20年2月29日)寄付金総額は471万6636円で、寄付金は夏の音楽イベントPMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌)や札幌市の全小学校6年生を札幌コンサートホールに招待する「Kitaraファースト・コンサート」など市の文化芸術振興に活用される。
「SAPPORO雪ミクWAOIN」の19年度寄付金総額は252万3006円で、市の観光振興に活用される。

 贈呈式は、10月15日午前11時30分から市役所10階の市長会議室で行われ、イオン北海道の青栁英樹社長から札幌市の秋元克広市長に寄付金目録が手渡された。同社は新型コロナウイルス感染症対策の一環として宿泊療養者への飲料水と軽食を提供したほか、札幌市内の児童クラブへお菓子を提供しており、市からこれらを含めた感謝状が贈られた。また、市内児童クラブからお礼の手紙も贈られた。


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