「スーパーアークスイースト」改装オープン、売り上げ40億円超えなるか

流通

 アークス(本社・札幌市中央区)の中核企業、ラルズ(同・同)は16日、「ビッグハウスイースト」(同市厚別区厚別中央2条2丁目2ー6)を「スーパーアークスイースト」に転換、リニューアルオープンさせた。(写真は、「ビッグハウス」から「スーパーアークス」に転換した「イースト」)

「ビッグハウスイースト」は、年間35億円を売り上げる店舗で、ラルズの食品スーパーの中で収益ベスト5に入る稼ぎ頭。オープンから21年目に入り、消費環境も変化してきたことから、単品量販・郊外型の「ビッグハウス」業態から品揃えを強化して都心型の「スーパーアークス」業態に衣替え、合わせて冷ケースなど設備面も刷新した。

 青果売り場では、有機栽培野菜コーナーを新設したほか、栄養価が高く注目されているブロッコリースプラウトなどの発芽野菜の品揃えを強化。新規にフェアトレード商品であるバナナの取り扱いも始めた。水産売り場には「お刺身バイキング」、「さかなやの寿司」コーナーを新設、精肉売り場では「美瑛産和豚もち豚」、「かみふらの和牛」などブランド肉の品揃えを充実させた。

 デリカ売り場には、焼き鳥専門店「串鳥」のコーナーを新設、専用機器を新規導入してお好み焼きなど鉄板調理メニューの品揃えも増やす。その他、ベーカリーコーナー新設や冷凍食品コーナーをラルズ店舗最大級に拡大するなどした。完全セルフレジも10台導入している。

 売り場面積は約904坪(3610㎡)、駐車台数はショッピングセンター共通で全360台。ラルズでは、リニューアルによって10%増の売り上げを見込む。
 ラルズの札幌市内店舗の屋号別店舗数は次の通り。▷スーパーアークス13店舗▷ビッグハウス7店舗▷ラルズマート14店舗▷ラルズストア1店舗▷フレッティ1店舗

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER