コストコホールセールジャパン(本社・川崎市川崎区)が、北海道2店舗目として建設している仮称「コストコホールセール石狩倉庫店」(石狩市新港南2丁目100ー1)の鉄骨の組み立て作業が始まった。これから工事は本格化、初冬には鉄骨が組み上がり来春開業に向けて徐々に店舗の姿が現れてくる。(写真は、鉄骨の組み立て作業が始まった仮称「コストコホールセール石狩倉庫店」)
建設現場は、石狩市北部の「石狩湾新港地域」の近くだが、大型物件の建設で活気に沸いている。普段は交通量の少ない花畔輪環線も、今は工事用車両が頻繁に行き来している。
仮称「コストコホールセール石狩倉庫店」の敷地面積は約2万坪(6万6000㎡)、店舗面積合計は約3185坪(1万511㎡)、駐車場の収容台数は814台、駐輪場の収容台数は112台、荷さばき施設の面積は約96坪(320㎡)、廃棄物等の保管施設の容量は70立方メートル。店舗は、敷地の奥に建設される予定で、組み立てが始まった鉄骨は店舗の一部。これからさらに鉄骨が組み立てられて、店舗の輪郭がはっきりと分かるようになる。
敷地内にはガソリンスタンド(約183坪=約603坪)も併設されるが、こちらは国道337号線と花畔輪環線との交差点に近い付近に建設予定で、現在はまだ工事が始まっていない。店舗の設計、監理はKatachi ap(東京都港区)、施工は大成建設(本社・同都新宿区)の札幌支店(札幌市中央区)。鉄骨製作は、三水鐵工(千葉県武山市)。
大規模小売店舗立地法に基づく届け出では、オープン日は21年3月31日となっている。店舗従業員は約300人を予定しているが、こちらのスタッフ募集も間もなく始まりそうだ。