ケーズホールディングス(本社・茨城県水戸市)の子会社、デンコードー(同・宮城県名取市)は、今秋に家電量販店「ケーズデンキ岩見沢店」を復活出店させる。昨年8月、建て替えのため旧店舗を閉店、建屋を解体していたが、今年春先から新店舗建設に入り、現在はほぼ外観が整った状況。秋オープンに向け最終段階を迎えている。(写真は、今秋オープンに向け建設が進む「ケーズデンキ岩見沢店」)
「ケーズデンキ岩見沢店」(岩見沢市大和4条7ー17)は国道12号線と道道1139号線が交差する角地に立地していたが、昨年8月18日で閉店。同月24日には、「ケーズデンキ岩見沢アフターサービス店」を9条西8丁目7ー1に開設、同年12月19日に一時営業を見合わせた。その後、20年2月21日、6条東14丁目6ー1に場所を移してアフターサービスを行ってきた。新店舗建設に向けた顧客フォローの一環として「アフターサービス店」を常設したもよう。
新店舗は、旧店舗と同じ場所に建設中で、道への大規模小売店舗立地法の届け出によると、店舗面積は約1095坪(約3615㎡)、新設予定日は20年10月8日となっている。旧室蘭本線を跨ぐ国道12号線大和跨線橋の撤去・平面化工事は札幌方面車線が完了しており、「ケーズデンキ」新店舗への出入り口も設けられそう。
「ケーズデンキ」の北海道内の店舗は、「岩見沢店」の復活によって30店舗になる。なお、岩見沢市内にはヤマダ電機(本社・群馬県高崎市)の「テックランド岩見沢店」(大和2条8丁目1ー13)がある。