旭川市7条通18丁目92ー10の「パチンコプラザタイム7条店」跡地にツルハ(本社・札幌市東区)が、「ツルハドラッグ」を出店する。旭川が発祥のツルハの店舗はこの店で市内50店舗目となる。(写真は、旭川市7条通18丁目で建設中の「ツルハドラッグ」店舗)

「パチンコプラザタイム7条店」は、錏己有画(あいうえ、旭川市)が運営していたパチンコホールで2018年11月に閉店した。その後、建物は解体され、今年4月から「ツルハドラッグ」の店舗建設が進んでいる。

 店舗の建築主は、キシダ(旭川市)で設計、監理はT・C環境開発コンサルタント(札幌市中央区)、施工は岸田組(旭川市)。工期は9月4日までとなっている。店舗面積は約300坪で、建物完成後にツルハが賃借する。岸田組は、これまでに旭川市内のツルハドラッグ「春光台店」、「南6条店」、「神楽岡店」、「春光1条店」などを建設している。

 ツルハは、現在は札幌市東区に持ち株会社ツルハホールディングスとともに本社機構を移しているが、元々は旭川が発祥の地。1929年5月創業の鶴羽薬師堂がルーツで、63年6月設立の「ツルハ薬局」が現在、全国に約2400店舗を擁するツルハHDの出発点となった。旭川はツルハの金城湯池となっており、他のドラッグストアチェーンは店舗数をなかなか増やせない難出店の地域となっている。今回の「ツルハドラッグ」は、市内50店舗の大台を超える節目の店舗となる。


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