「TSUTAYA」店舗から「ツルハドラッグ」店舗へーー。千歳市東郊1丁目で利用客が伸び悩む、書籍・DVD・CDレンタルなどの店舗から、日常的に必要な商品が並ぶドラッグストアに切り替わる。閉店から3ヵ月、未だ残る「TSUTAYA」の余韻を取り払うように、「ツルハドラッグ」が、2024年4月25日(木)にオープンする。(写真は、2024年1月31日に閉店した「TSUTAYA千歳サーモンパーク店」)
(写真は、2024年4月25日にオープンする「ツルハドラッグ千歳東郊店」)

 この場所で、「TSUTAYAサーモンパーク店」が開店したのは1995年。以来、29年間にわたって営業を続けてきたが、書籍離れやCD・DVDレンタル市場が厳しくなってきたため、2024年1月31日で営業を終了した。この店舗は、『炎の転校生』や『アオイホノオ』などで知られる漫画家、島本和彦氏(本名・手塚秀彦氏)が経営していた。書籍コーナーには、島本氏の専用棚が設置され、ファンの間では特別な店舗として知られていた。

 その店舗が閉店してから3ヵ月、店舗外壁が「TSUTAYA」から「ツルハドラッグ」に切り替わった。2024年4月1日頃には「TSUTAYA」塗装のままだったが、同月10日頃には「ツルハドラッグ」塗装に切り替わる正に早業転換で、築30年近く経つ建物とは思えないほどリノベーションされた。店舗名は「ツルハドラッグ千歳東郊店」。千歳市内では、9店舗目の「ツルハドラッグ」になる。

 なお、島本氏は札幌市白石区でも「TSUTAYA札幌インター店」を展開していたが、2020年11月に25年間の営業を終了している。こちらの建物は取り壊され、新たな建物が建設され、そこには「ツルハドラッグ菊水元町8条店」が、2022年5月にオープンしている。


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