札幌市南区川沿15条1丁目にある複合商業施設「ショッピングプラザ川沿」内の「ユニクロ札幌川沿店」が、8月16日(日)で退店する予定だ。同ショッピングプラザ内にある「TSUTAYA川沿店」も7月27日(月)で退店することになっており、店舗の入れ替えがありそうだ。(写真は、8月16日で営業を終了する「ユニクロ札幌川沿店」)

「ショッピングプラザ川沿」は、2000年7月にオープンした複合商業施設。「ビッグハウスサウス店」や「ユニクロ」、「TSUTAYA」の商業店舗のほか北海道エネルギー(本社・札幌市中央区)のサービスステーション「チャレンジ川沿」が集積している。店舗等の設置者は三菱UFJリース(同・東京都千代田区)。オープンから今年で20年になるため、「TSUTAYA」に続いて「ユニクロ」も契約更新せずに撤退するものとみられる。

「ユニクロ」の国内直営既存店708店舗とEコマースを合計した6月売上高は、前年同月比126・2%と好調だった。月初から前年を上回る暑さとなったため夏物商品の需要が高まったほか、「ユニクロ誕生感謝祭」が盛況だったため。

 こうした中でも全国で出店3店舗、退店3店舗とスクラップ&ビルドを着実に進めている。「札幌川沿店」もこうした流れに沿ったもので、ファーストリテイリング(本社・山口県山口市)では、近隣の「ユニクロ札幌澄川ミュンヘン大橋店」の利用を告知している。道内の「ユニクロ店舗」は、今度の「札幌川沿店」閉店で29店舗(札幌市内11店舗)になる。


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