留萌市南町4丁目73ー1にある「マックスバリュ留萌店」が、11日にリニューアルオープンした。2012年6月のリニューアル以来、8年ぶりの大規模改装で築23年の店舗が大きく生まれ変わった。(写真は、11日にリニューアルオープンした「マックスバリュ留萌店」)

 この日は、来店客の車で店舗前を中心に駐車場がほぼ埋まり店内も一時混雑したが、お客の入りは7割ほどでレジは臨時の4台を設置して対応したためレジ待ち客が何人も並ぶようなことはなかった。入店時にはアルコール消毒を行うなどコロナ対策を施した「新北海道スタイル」を取り入れている。

 鮮魚は、前浜漁港直送で鮮度の良い商品を中心に取り揃え、野菜・果物は増毛町産のさくらんぼ(佐藤錦)、留萌市や小平町産のきゅうり、トマト、ピーマンなど近郊産を揃えている。精肉は、牛、豚、鶏、ジンギスカン、焼肉各種を提供する。
 調理が簡単で使いたい分だけ使用できる冷凍食品の需要が高まっていることからリーチイン冷ケースなどを新規導入して弁当用小分け商品や野菜、パスタ、大袋商品などの品揃えを増やした。「家呑み」の需要が増えていることに対応、惣菜売り場を拡大しておつまみ商品も豊富に揃えている。支払セルフレジを8台導入、会計時間の短縮ができるようにした。

「マックスバリュ留萌店」の外観は、現在の「マックスバリュ」と異なり、米国郊外にあるような雰囲気を感じさせる初期タイプの店舗。道内では「マックスバリュ手宮店」(小樽市)、「マックスバリュ厚別店」(札幌市厚別区)、「マックスバリュ恵庭店」(恵庭市)、業態転換した「ザ・ビッグ西岡店」(札幌市豊平区)、「ザ・ビッグ岩見沢店」などがこうした初期タイプの店舗。効率性の追求だけではなく外観や店内構造に工夫を施したアナログ感が残っている。
 なお、店内の空きスペースには9月下旬に100円ショップ「Seria」がオープンする予定。



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