ディスカウントスーパーを全国展開するトライアルカンパニー(本社・福岡市博多区)が、7月下旬の「スーパーセンタートライアル苫小牧西店」(苫小牧市錦岡53番地1ほか)の新規オープンに向け、苫小牧市内の既存店を閉店するなど地区戦略を再構築する。
(写真は、閉店した「スーパーセンタートライアル苫小牧店」=上と閉店予定の「ディスカウントストアトライアル大成店」)
トライアルは、苫小牧市内で3店舗を展開してきた。2008年にカウボーイ店舗跡を承継して出店した「スーパーセンタートライアル苫小牧店」(字糸井135ー1)が最初の店舗で、2店舗目は12年10月に「大成ショッパーズ」店舗跡に居抜き出店した「ディスカウントストアトライアル大成店」(大成町1丁目1番2号)。売り場面積約250坪(約825㎡)でトライアル店舗としては小型サイズ。
3店舗目が、14年7月に新規出店した「スーパーセンタートライアル苫小牧東店」(柳町1丁目6番9号)。この店舗は、売り場面積約1160坪(3828㎡)で食品からドラッグ、カー用品、家電などが揃う24時間営業のトライアル標準フォーマットの店舗。トライアルは現在、「スーパーセンタートライアル苫小牧西店」を建設中。売り場面積は約1306坪(約4312㎡)、標準フォーマットの店舗で7月下旬にはオープンを迎える。トライアルは、この新店オープンに向け、既存の「苫小牧店」を6月7日に閉店しており、近く「大成店」も閉店する予定で準備を進めている。
こうした店舗再構築を行って、苫小牧地区では「東店」と「西店」の東西2店舗体制を固めマーケットシェアを高める戦略を取る。