経済産業省北海道経済産業局は15日、2020年4月の「北海道百貨店・スーパー販売動向」、「北海道コンビニエンスストア販売動向」、「北海道専門量販店販売動向」を発表した。(写真は、大丸札幌店)

 道内の百貨店・スーパー販売額は724億7600万円で、前年同月比は全店ベース10・2%減、既存店ベース11・8%減となった。百貨店の販売額は緊急事態宣言で一部食品売り場を除き臨時休業となったため55億6500万円で、前年同月比は全店ベース、既存店ベースともに61・9%減となった。 部門別では、衣料品が13億6600万円で同72・7%減、身の回り品は4億円で同74・7%減、飲食料品も24億7600万円と同42・0%減。

 スーパーの販売額は669億1100万円で、前年同月比は全店ベース1・1%増、既存店ベース0・2%増となった。部門別では飲食料品が554億5500万円(全店ベース7・4%増、既存店ベース6・4%増)だったが、衣料品は18億900万円(同47・7%減、同47・4%減)、身の回り品は5億4400万円(同36・6%減、同36・0%減)。店舗数は、百貨店が13店舗、スーパーは327店舗で前年同月より33店舗増加した。

 道内のコンビニエンスストア販売額は、435億7700万円で前年同月比6・5%の大幅減となり、2ヵ月連続で前年を割った。店舗数は2995店舗で同0・4%減。店舗数は昨年11月より6ヵ月連続で前年同月よりも減少している。

 専門量販店のうち家電大型専門店の販売額は99億6900万円で前年同月比6・7%減、ドラッグストア販売額は231億6800万円で同3・2%増、ホームセンター販売額は122億6700万円と同0・8%増だった。店舗数は、家電大型専門店は同1・1%増の92店舗、ドラッグストアは同1・2%増の703店舗、ホームセンターは同1・9%増の213店舗だった。
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