サツドラ、不振店舗のスクラップ積極化

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 札幌市清田区北野3条1丁目12ー15の「サツドラ北野3条店」が24日に閉店した。「サツドラ」は不振店舗の閉店を進めており、同店もオープンから3年弱で閉店になった。(写真は、閉店してロゴ看板が外された旧「サツドラ北野3条店」)

「サツドラ北野3条店」は、「産直生鮮市場北野店」などとのコンビネーション店舗だった。北野通沿いにあったゴルフ練習場跡地を土地造成した明和住建(札幌市北区)から敷地を賃借、サッポロドラッグストアー(本社・同)と産直(同・札幌市厚別区)がそれぞれ建物を建設した自社物件。オープンは、「産直生鮮市場北野店」が、2017年8月24日、「サツドラ北野3条店」は同年9月7日だった。

 サッポロドラッグストアーが新規店舗を3年ほどで閉店したケースとしては、18年8月の「苫小牧弥生店」(苫小牧市)、19年6月9日の「旭川緑町店」(旭川市)がある。

 同社は、2020年5月期が赤字予想となるため、積極出店を継続すると同時に不振店舗のスクラップにも取り組んでいる。第3四半期(19年5月16日~20年2月15日)までに9店舗を閉店しており、さらに3月22日には「旭川空港店」(旭川市)、4月1日に「クレアーレ ルミネ大宮店」(さいたま市大宮区)、5月15日は「サツドラスーヴェニールショップ登別温泉店」(登別市)、「ウェルネスサロンbyサツドラ」(札幌市中央区、東急百貨店さっぽろ店地下1階)をそれぞれ閉店した。

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