北雄ラッキーは、５月中旬からクレジット付きポイントカードの決済を三菱ＵＦＪニコスからジャックスに変更し、新たなラッキーカードを発行する。三菱ＵＦＪニコスが手数料の値上げを昨年通告してきたため、他のクレジット会社と提携する方向で数社と交渉、ジャックスを選んだ。（写真は、北雄ラッキー篠路店）
北雄ラッキーは、旧日本信販と提携カードを発行してきたが、日本信販が三菱ＵＦＪグループ入り、その後も「ラッキーＮＩＣＯＳカード」としてクレジット機能付きポイントカードを発行してきた。
しかし、三菱ＵＦＪはカード事業を再構築するために手数料アップを提携各社に通告、実際、「ラッキーＮＩＣＯＳカード」の決済手数料も数％のアップを余儀なくされることになった。
このため、北雄ラッキーでは他社との提携を模索、数社の見積もりを取った上で、最も条件とサービス機能が良かったジャックスと新たに提携し５月中旬から順次既存のカードホルダーの切り替えや新規加入者向けに新しいラッキーポイントカードを発行する。
北雄ラッキーはこれまて゜ジャックスは直接決済ができなかったため、ジャックス系カードを北雄ラッキー店舗で使用するとイオンクレジットサービスを介して決済していた。この場合は、明細書には、イオンクレジットサービスの会社名が入っていた。
今回、北雄ラッキーはカード決済をジャックスと直接決済できるようになる。北雄ラッキーのイオングループ入りが業界内で囁かれ始めたのは、昨年１１月ころから始めたクレジット付きポイントカードの切り替え交渉に絡んだもので、今回ジャックスとの直接決済できるポイントカードになるためイオンクレジットサービスを介することがなくなる。
北雄ラッキーは数年前にイオングループ入りを正式に断っており、独立経営を今後も続けていく。
