ニトリ(札幌本社・札幌市北区、東京本社・東京都北区)は14日、札幌市白石区東札幌3条1丁目のショッピングセンター(SC)「ラソラ札幌」A館1階に「デコホーム ラソラ札幌店」をオープンさせた。家具を扱わないホームファッションの小型店舗で北海道には初出店。今後、札幌圏のSCを中心にドミナント(集中)出店を予定している。※動画はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください
(写真は、14日にオープンした「デコホーム ラソラ札幌店」)
「デコホーム」は、身近なホームファッション店としてニトリが2011年から始めた業態。店舗面積は標準タイプが200坪で、300坪を超えると「ニトリEXPRESS」、600坪を超えると「ニトリ」と業態分けをしている。
取扱商品はキッチン、ダイニング、寝具などのホームファッション商品で家具は置いていない。「デコホーム」のオリジナル商品とニトリと共通の商品が半々になっている。ターゲットは20代、30代の一人暮らしの女性。
「デコホーム」のスタート当初は、「ニトリ」と同じグリーンの店装を使用、屋号も「ニトリ デコホーム」だったが、18年から「ニトリ」と差別化するためオレンジの店装とし、床材、棚、什器、天井、照明にこだわり「ニトリ」との違いを際立たせている。
ニトリデコホーム事業部の佐々木秀樹マネジャーは、「“オレンジデコ”が軌道に乗ったので創業の地、札幌地区に出店することにした。『ラソラ札幌』は、食品スーパーやアパレルの店舗があり、『デコホーム』の出店で衣食住の店舗が揃う。今後、札幌地区を中心にドミナント化する。ニトリ創業の地、札幌で多くのお客さまに喜んでいただけるように努力したい」と話していた。
「デコホーム」はこれまで全国22都府県に出店、「ラソラ札幌店」は93店舗目。商品数は約3400SKU(在庫保管単位)、年商は約1億8000万円を予定、社員1人、パート・アルバイト11人で運営する。営業時間は午前10時から午後8時。出店場所は、昨年11月24日に退店した「宮脇書店東札幌店」跡。
なお、「ラソラ札幌」を管理運営しているJLL(ジョーンズ・ラング・ラサール)日本のホームベージは、https://www.joneslanglasalle.co.jp/