続いてキリンビール北海道千歳工場の櫻井隆工場長が登壇。櫻井工場長は、「昨年約3万2000人が工場見学に参加したが、今年は3月に新コンテンツとして『発酵しずく体験』を工場見学に組み込み、発酵という神秘的な現象を酵母の働きとともに学べるようにして3万3000人の来場数を目指す」と話した。
メルシャンの北海道エリア事業方針について、北日本支社北日本営業部の植月哲之営業第一支店長が説明。「国内ワイン市場全体が前年比3%減少した中で当社は5%減(国内製造ワイン4%減、輸入ワイン7%減)となった。20年は国内市場が19年と同水準の中、メルシャンは前年比1%増(国内製造ワイン4%増、輸入ワイン2%減)を予想している」と述べた。
北海道キリンビバレッジの事業方針は坂謙一郎社長が説明。「19年は清涼飲料水が全社で前年比1%増だったが北海道も1%増になった。その中で『午後の紅茶』は全社で9%増だったが北海道は15%増となった。『生茶』は全社で3%減、北海道は9%減となり、缶コーヒー『ファイア』は全社4%増、北海道6%増だった」と振り返った。
20年の販売目標について「清涼飲料水合計では全社、北海道ともに前年同水準の販売を見込むが、『生茶』は発売20周年の節目の年で3月3日にリニューアル、再攻勢を掛けることで全社9%増、北海道は17%増を目標にする」と話した。
※2020年2月13日記事一部修正しました。