札幌市内でコンビニエンスストアが11月に1店舗閉店、12月も1店舗が閉店する予定だ。人手不足や店舗過剰など様々な業界要因のほか店舗老朽化もあるようだ。(写真は、11月27日に閉店した「セブンーイレブン札幌二十四軒3条1丁目店」)
11月27日午後3時で閉店したのは「セブンーイレブン札幌二十四軒3条1丁目店」(札幌市西区二十四軒3条1丁目1ー23)。宮の森北24条通と桑園発寒通の交差点北西角に立地し、2014年11月20日に新規オープンした店舗。近くには「ローソン札幌二十四軒3条店」があるほか、北側隣接地に16年12月9日、「コープさっぽろ二十四軒店」が移転新築オープン。コンビニの立地環境が大きく変わったが、開店から5年での閉店は「セブンーイレブン」店舗としては珍しい。
12月27日(金)午後1時で閉店するのは「セイコーマート北野7条店」(札幌市清田区北野7条2丁目5)。東北通沿いの第二おおたビル(1996年竣工)の1階に店舗を構えている。同店では、店頭で近隣の「栄通20丁目店」、「南郷18丁目店」、「北野6条2丁目店」の利用を告知している。
(写真は、12月27日で閉店する「セイコーマート北野7条店」)
札幌・菊水から大谷地まで続く旧千歳線に沿って走る東北通は「セイコーマート」、「セブンーイレブン」、「ローソン」、「ファミリーマート」のほか北海道酒類販売(本社・札幌市北区)のボランタリーコンビニチェーン「セラーズ」も店舗を構えるなどコンビニのショーウインドー的な通り。「セイコーマート」は東北通に6店舗展開しており、今度の閉店で5店舗になる。