イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、「イオン釧路店」(釧路郡釧路町桂木1丁目1ー7)のフードコートを中心にリニューアル、座席数をこれまでの1・7倍に拡大して「フードホール」と名称を変更、幅広い年代の買い物客が楽しめるスペースにした。きょう6日、グランドオープンする。(写真は、「イオン釧路店」)

 今回のリニューアルでは道東地区初出店となる全国の旨いものを集めたセレクトショップ「久世福商店」や出来立てのカツ丼、天丼「かつてん」、若い世代を中心に人気のタピオカドリンク専門店「瑪蜜黛(モミトイ)」のほか、釧路地区初出店の美唄焼鳥・総菜「炎」が登場する。また、既存の「ビアードパパの作り立て工房」、「サーティワン アイスクリーム」など4つの専門店も移転リニューアルする。

 フードコートは「フードホール」に改め、小さな子どもと一緒に安心して食事が楽しめる小上がりや離乳食利用の子ども優先席、ベビーカーを横付けできるテーブルを用意、座席数もこれまでの約1・7倍、約520席に増やした。

「イオン釧路店」は、1987年に「ホクホー釧路店」としてオープン、築30年を迎えた18年から継続的に改装を行い、今年11月1日に食品フロアなど直営売り場をリニューアル、今回のフードホールのリニューアルで全館グランドオープンになる。

 イオン北海道は地方店舗の活性化を図るため、今期に入って6月に「イオン湯川店」(函館市)、10月に「イオン帯広店」を大幅リニューアルしている。いずれも、地方都市の核になる店舗で、フードコートには地区初進出になる店舗を積極導入している。「湯川店」ではリニューアル後の売上高が前期比で25%伸びるなど効果も大きい。今回の「釧路店」以降も地方店舗のテコ入れを継続的に実施する。


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