イオン北海道(本社・札幌市白石区)は「イオン釧路店」(釧路郡釧路町)をリニューアル、11月1日(金)に直営フロアを改装オープンさせ12月上旬にはフードコートや専門店ゾーンも含めて全館改装オープンさせる。このため食品売り場は10月25日から31日まで一時休業する。(写真は、新しく生まれ変わる「イオン釧路店」)

「イオン釧路店」は、1987年に前身のホクホーが出店した「ホクホー釧路店」としてオープンし今年が32年目。釧路町桂木地域の商業集積の契機となった大型スーパーで、その後は「釧路サティ」、「ポスフール釧路店」と合併再編に伴い社名とともに店舗名も変わり、イオン北海道の誕生で現在の店舗名である「イオン釧路店」に2011年から切り替わった。

 今回、「地域の人が集いふれあいの生まれるショッピングセンター」をコンセプトに全館リニューアルを行うことにした。
 食品フロアのデリカ(惣菜)売り場では、ザンギ弁当、スパカツなどご当地メニューを提案、健康志向の高まりを受けて雑穀米や黒豆、十六穀米を使用した寿司やおにぎりのほかサラダも充実させて中食商品を豊富に揃える。また、デイリー(日配品)の和惣菜、魚惣菜、玉子惣菜の即食、簡便商品の売り場を隣接させ、「デリカワールド」を構築する。

 暮らしのフロアでは、カウンセリングコーナーにカネボウの人気化粧品ブランド「TWANY」を新たに導入。釧路地区では初のハーブとアロマテラピーブランド「生活の木」を出店、イオンの花専門店「フラワー&ガーデン」とナチュラル&オーガニックのショップゾーンを展開する。ホームファッション売り場は、イオンのオリジナルブランド「ホームコーディ」の品揃えを充実させる。

 1階にあった服飾雑貨・靴売り場は2階に移し、日本製オールレザーバッグ「浅井本店」、靴の新ブランド「COMMONS」、婦人服の「クロコダイル」を新規導入するほか「シンプルライフ」ショップもリニューアルする。キッズ売り場では実際におもちゃに触って遊べる「タッチ&トライ」を増設、新たなキッズワールドを提案する。
 
 12月上旬には、フードコートを拡大してフジタコーポレーション(本社・苫小牧市)のFC店舗、タピオカドリンク専門店「瑪蜜黛(モミトイ)」や同社の自社ブランドのカツ丼等「かつてん」などが出店、食品売り場と専門店フロアをシームレスに繋ぐ“食ロード”を構築する。

「イオン釧路店」の敷地面積は約2万8900坪(約9万5400㎡)、商業施設面積は約1万8300坪(約3万7000㎡)でそのうちイオン直営店は約4940坪(約1万6300㎡)。駐車台数は約2400台。直営店リニューアルオープンの11月1日は全館9時に開店する(通常営業は食品売り場午前8時~午後10時、その他の売り場午前9時~午後9時)。



10人の方がこの記事に「いいんでない!」と言っています。