イオン(本社・千葉市美浜区)と苫小牧市は14日、地域の一層の活性化と市民サービスの向上を図るため「地域活性化包括連携協定」を締結した。イオングループは同市と連携して2016年8月から地方創生を応援するご当地WAON「とまチョップWAON」を発行、利用金額の一部を市に寄付する取り組みを行っているが、さらに踏み込んで協定を締結、緊密な連携を図ることにした。(写真は、イオンと苫小牧市の「地域活性化包括連携協定」締結式。右から岩倉博文・苫小牧市長、青栁英樹・イオン北海道社長、出戸信成・マックスバリュ北海道社長=マックスバリュ北海道提供)

「地域活性化包括連携協定」は、①市民によるまちづくりの推進に関すること②共に支え合い健やかに暮らすまちづくりの推進に関すること③明日を拓く力、みなぎる産業のまちづくりの推進に関すること④自然と環境にやさしいまちづくりの推進に関すること⑤安全・安心で快適に暮らすまちづくりの推進に関すること⑥その他、地域の活性化及びサービスの向上に関することーーの6項目からなっている。

 協定締結式に合わせてイオングループの18年決算年度(18年3月1日~19年2月28日)に使用された「とまチョップWAON」約6億円のうち、その0・1%にあたる62万3068円(内訳はイオン北海道41万9191円、マックスバリュ北海道20万3877円)を同市に寄付した。

 また、連携協定締結を記念して市内のイオングループ6店舗で14日から「モンドセレクション金賞」を受賞した「とまチョップ水」(500ml、本体価格93円)を販売するほか、市主催の「健幸レシピコンテスト」最優秀賞を受賞したレシピを参考に開発した「野菜たっぷりミートソーススパゲティ」(本体価格398円)を14日から12月3日まで期間限定で販売する。


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