北海道のイオングループ2社(イオン北海道、マックスバリュ北海道)は30日、苫小牧市柳町3丁目のイオンモール苫小牧でご当地WAONカード「とまチョップWAON」の寄付金贈呈式を行った。(写真は、「とまチョップWAON」の寄付金贈呈式=マックスバリュ北海道提供)

 苫小牧市とイオングループは2016年8月、苫小牧市の魅力強化や暮らしやすいまちづくりを促進することを目的に「とまチョップWAON」を発行した。買い物客が、この電子マネーをイオングループ各店舗やWAON加盟店で利用すると利用金額の0・1%が市に寄付される仕組み。

 このWAONを発行した16年8月2日から18年2月28日までの利用金額は約5億円で、その0・1%に相当する56万7838円(内訳はイオン北海道35万1676円、マックスバリュ北海道21万6162円)が市に寄付されることになった。

 この日、イオンモール苫小牧1階のセントラルコートで寄付金贈呈式が行われ、イオン北海道の青柳英樹社長とマックスバリュ北海道の出戸信成社長が岩倉博文市長に目録を贈呈した。
 なお、10月30日から11月11日までの期間、「とまチョップWAON」を利用すると電子マネーWAONポイントが5倍になるキャンペーンを実施している。

「とまチョップWAON」は、苫小牧市の地域共通ポイントとも連動したカード。行政と地元商店街、大型店が一体で取り組む地域ポイントを利用した地域活性化策を支援するカードにもなっており、国の地方創生コミュニティ活性化事業に採択されている。


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