ホクレンショップひばりが丘店(札幌市厚別区)が1月29日で閉店した。オープンから19年、近隣住民に親しまれてきたが、競合店の増加と価格競争の波に巻き込まれ採算が悪化していたため完全閉店を余儀なくされた。後継テナントにはドラッグストアのツルハが出店する見通し。
(写真は、閉店日のホクレンショップひばりが丘店)
ひばりが丘店の閉店は1月10日のチラシで告知され、29日の閉店まで一般調味料や紙製品、台所用品、洗濯洗剤などを店頭価格より10%引きで連日販売。
閉店日当日は、午後6時まで営業されたが、店内の商品は冷凍食品や生鮮野菜、グローサリー商品の一部が残っている程度で大半のショーケースには商品が残っていない状態。
価格はレジでさらに30~50%引きで売られていた。
建物はJAさっぽろが所有しており、ホクレンショップの閉店後はツルハの居抜き出店になる見込み。
ひばりが丘店の閉店によって、ホクレンショップの近隣店は「フードファーム平岡公園通り店」(清田区里塚緑ヶ丘)、「フードファーム東苗穂店」(東区東苗穂)、江別市内3店舗となり、厚別・白石の両区は空白になる。