コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、旭川市内で展開している「アモール店」(豊岡3条2丁目)と「4条通り店」(4条通1丁目)を閉店する。閉店時期は明らかではないが、年内と見られている。
(写真は、コープさっぽろの「アモール店」=上と「4条通り店」)

 コープさっぽろは現在、旭川市内で8店舗を展開している。そのうち3店舗(「アモール店」、「4条通り店」、「ツインハープ店」)は、旭川電気軌道(旭川市)が経営していた旧旭友ストアー(同)の店舗を賃借して展開していた。

 旧旭友ストアーが営業休止になった2010年、コープさっぽろは3店舗について旭川電気軌道と25年までの15年契約で賃借していたが、今年4月、「アモール店」を11月末、「4条通り店」を10月末に閉店したい旨旭川電気軌道に伝えていた。残る「ツインハープ店」は営業を継続する。

「アモール店」は1983年竣工で築36年。店舗面積は約1463坪(4830㎡)。「4条通り店」は、1976年竣工で築43年。店舗面積約1000坪(3300㎡)。スーパーマーケットにとって店舗老朽化は大きな課題で、老朽化によって売り場の鮮度感も減退、客足が遠のく原因になっている。閉店する2店舗はいずれも竣工から35年以上が経過しており、リニューアル効果も見込めないと判断したもよう。

「アモール店」は、17年11月に緑が丘東3条1丁目にオープンした低価格スーパー「ザ・ビッグ緑が丘店」の影響を受けていたほか、道北アークス(本社・旭川市)やダイイチ(同・帯広市)が店舗リニューアルや増床建て替えを実施したことも響いていた。

 旭川中心部では、買物公園のマルカツデパート内にあった「ラルズマートマルカツ店」が17年3月末に撤退。スーパーは不足状態とされ、「4条通り店」が閉店になると、「川端町のウェスタン(道北アークス運営)まで行かなくてはならない」と話す地域住民もいる。そのためか、築43年と老朽化しているにもかかわらず「4条通り店」の後継テナントに「ザ・ビッグ」や「トライアル」の名も出ている。


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