札幌市に本社を置く上場食品スーパー(SM)の2019年4月度の売上高前年比は、前年割れと前年超えに明暗が分かれる結果になった。(写真は、北雄ラッキー栗山店)

 アークス(本社・札幌市中央区)は、北海道と北東北の子会社を合わせた合計売上高で全店が前年同月比98・6%、既存店が同98・2%になった。全店、既存店共に3月度は6ヵ月ぶりに前年を超えたが再び水面下になった。
 客数は全店が同98・8%、既存店が同98・6%。こちらも3月度は6ヵ月ぶりにプラスに転じたが4月度は前年同月を超えられなかった。客単価は全店が同99・8%、既存店が99・6%。

 マックスバリュ北海道(同・同)は、全店売上高が前年同月比102・5%、既存店売上高が101・6%だった。全店売上高は2月に前年割れしたが、3月から前年を超えており4月も前年を超えた。既存店売上高は昨年11月から前年割れを2月まで続け、3月に前年を超え、4月も前年をクリアした。同社は、客数、客単価の開示は行っていない。

 北雄ラッキー(同・同市手稲区)は、全店と既存店が同じ数値で前年同月比98・0%だった。連休は好調だったが平日が良くなかった。客数は同96・3%、客単価は101・8%になった。


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