持ち株会社アークス(本社・札幌市中央区)の子会社ラルズ(同・同)は19日、両社の本社そばにある「ラルズマート山鼻店」(南12条西11丁目)を「スーパーアークス山鼻店」に業態変更してリニューアルオープンした。自社のドラッグストアコーナーや写真プリントコーナーを廃止して食品売り場を増やしたほか、ベーカリーコーナーをこれまでのレジアウトからレジインにして買い回り性を高めるなど、初の大規模改修になった。(写真は、リニューアルオープンした「スーパーアークス山鼻店」)
(写真は、水産コーナーに新設した『さかなやの寿司』)

「ラルズマート山鼻店」は、1998年11月、アークスの前身だったラルズ時代にオープン。その後、2008年9月、既に誕生していた持ち株会社アークスと事業子会社のラルズが、本社を同店に隣接した日特建設本社跡に移転したことから、「山鼻店」は本店的な位置付けになった。売り場面積は約500坪とラルズの店舗としては小ぶりだが、坪当たり売上高が高い収益店舗。

(写真は、『もち豚』を揃えた畜産コーナー)
(写真は、ヨーグルトなど健康志向に対応して棚の尺数を増やした洋日配品コーナー)

 ほぼ20年ぶりの大規模改装で、什器、冷凍・冷蔵ケースなど設備類は7割を更新。自社テナントを撤退させて青果、冷凍食品、惣菜の各コーナーを1・5~2倍に広げ、ベーカリーコーナーをレジインにすることによって買い回り性を向上させた。

 水産コーナーでは、同社の他店で売り上げが好調な『さかなやの寿司』売り場を新設、畜産コーナーではラムの仔羊を揃え、『三元豚』から美瑛産『もち豚』に切り替えるなどした。惣菜コーナーでは、中華、焼き物、揚げ物をブロック別にして種類も増やし、『串鳥』の焼鳥も揃えた。酒類コーナーは、日本酒を本醸造、大吟醸など特定名称ごとに分類したり、ワインは道産と国産を分けたり国分北海道(本社・札幌市中央区)の提案を取り入れた。

(写真は、棚の尺数を1・5倍にした惣菜コーナー。新たに『串鳥』の焼鳥も揃えた)
(写真は、新しい提案による陳列をしている酒類コーナー)

 1個より2個、2個よりケースでまとめ買いすればお買い得になる価格設定も導入した。通常のスーパーアークス店舗に比べて200~300坪小さいため売り場展開に限界があるとして、品揃え的には準スーパーアークス的になっている。猫宮一久社長は、「本社のお膝元にある本店扱いのような店舗なので、リニューアルを機に10~15%の伸びを確実に達成したい」と話していた。
 なお、この店舗の近くにはアークス社長とラルズ会長の横山清氏の自宅がある。横山氏もこの店舗にお客としてほぼ日参しているという。


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