イオングループが3月1日から全国で価格表示方法を変更したことに伴い、北海道のイオングループ2社(イオン北海道、マックスバリュ北海道)も税込み価格の表示を小数点第2位まで表示する方法に変更した。
(写真は、低価格スーパー「ザ・ビッグ」のチラシ。2月は税込み価格に小数点表示がなかったが、3月に入って小数点第2位まで表示されている)

 イオングループが、3月1日から価格表示方法を変更したのは、10月の消費増税に伴い、軽減税率導入よって8%と10%になるなど複数税率になるため。より正確に消費税額を計算するためにはレジシステムの変更が必要だった。イオングループの決算期は、2月末で3月から決算新年度に入った。期の途中で会計システムを変更するのは煩雑なため、7ヵ月前倒しで新しい価格表示方法とレジシステムを導入した。

 これまで精算時には総額表示価格を合計していたが、3月1日からは本体価格の合計金額に消費税を加えた金額(1円未満は切り捨て)の計算方法になっている。税込み価格小数点第2位までの価格表示は、食品や日用品、食器、文具、寝具・タオル・バストイレ用品などで、衣料は従来通りの表示方法になっている。


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