昨年10月から建設工事が始まった大和リース(本社・大阪市中央区)の商業施設「BRANCH(ブランチ)札幌月寒」。積雪時も建設が続けられており、6月オープンに向けて施設の輪郭が見えてきた。しかし、肝心の核店舗となる食品スーパーの顔が見えない。果たして進出するスーパーマーケットはどこなのか。(写真は、建設が進む「BRANCH札幌月寒」=2019年1月17日午後撮影)

 札幌市豊平区月寒東地区ーー。牛の品評会場になったり、プロバスケットボールチームの試合会場などにもなったりした旧道立産業共進会場跡地約1万3400坪(4万4173㎡)。大和リースが昨年6月にここを約23億円で落札、同年10月から「BRANCH札幌月寒」の建設を開始した。
 
 スーパーマーケットやドラッグストア、フィットネスクラブ、クリニックモール、飲食店、学習塾、児童デイサービスなどが入る施設7棟が予定されており、現在は写真のようにほぼ全体像が見えてきた。核店舗になるのはスーパーマーケット。日常的な買い物をする場は施設の集客力を高める上で欠かせない。スーパーが入る建屋の建設も進んでおり、計画では売り場面積747坪(2467㎡)となっている。

 しかし、どのスーパーが出店するのかが明らかになっていない。目の前にコープさっぽろの『コープさっぽろ月寒東店』があり、アークスグループもラルズの『スーパーアークス月寒東店』が近い。また、マックスバリュ北海道も11月にオープンさせた『マックスバリュ月寒西店』、地下鉄東豊線月寒中央駅直結の『フードセンター月寒中央店』とも近い。

 これら北海道のスーパー3強がいずれも動かない中で、「周辺に店舗のないスーパーが名乗りを上げるのでは」と業界関係者。浮かび上がるのは道内のD社とH社、道外ではT社、D社など。ともあれ、オープンは一部施設が4月で、全館開業が6月と時間が刻々と迫る。「賃借料は周辺相場に比べて割高だが、最後は大和ハウスグループの実力が発揮されるのではないか」(業界関係者)


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