マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)は、2019年1月31日午後6時で小樽市稲穂5丁目10―1にある「フードセンター小樽店」の営業を終了する。同社が展開する「フードセンター」を屋号に持つ食品スーパーは、これで札幌市内4店舗のみになる。(消えゆく「フードセンター」の屋号=写真は、「フードセンター月寒中央店」の屋上看板)
「フードセンター小樽店」は、2000年に札幌フードセンターと北海道ジャスコが合併して現在のマックスバリュ北海道が誕生する1年前の1999年に開店した店舗。合併後の新店舗は、「マックスバリュ」の屋号を採用しているため、「フードセンター」と名付けた店舗としては最後にオープンした店舗だった。
合併後、「フードセンター」の屋号を持つ店舗は改装を機に「マックスバリュ」や「ザ・ビッグ」の屋号に転換。6年前の12年10月ころには、「フードセンター」は9店舗になっていた。その後も転換が進み現在は、5店舗だが今回の「小樽店」の閉店で、札幌市内の「円山店」(中央区)、「月寒中央店」(豊平区)、「白石店」(白石区)、「森林公園店」(厚別区)の4店舗に減る。
なお、08年に吸収合併した「ジョイ」の屋号を持つ店舗は、12年10月時点で10店舗あったが、改装による店舗名変更や閉店などによって徐々に減少、今年10月末の「朝日町店」(滝川市)閉店で「ジョイ」の屋号は消えている。