北海道生活協同組合連合会(本部・札幌市白石区)は17日、「北海道胆振東部地震緊急支援募金」として札幌市に1500万円を贈呈した。(写真は、北海道生協連の「北海道胆振東部地震緊急支援募金」贈呈式。左からコープさっぽろ吉田千穂理事・組合員活動委員長、札幌市秋元克広市長、北海道生協連平照治専務理事、コープさっぽろ中島則裕専務理事)
北海道生協連に所属するコープさっぽろでは、北海道胆振東部地震の甚大な被害に際し、9月10日から各店舗などで緊急支援募金に取り組み、11月30日までに4642万4440円の募金が寄せられた。
合わせて全国の126生協組合員などから寄せられた募金と合わせると約3億1000万円になり、一次分として1500万円を札幌市に贈呈することにした。
この日、市役所10階の市長応接室で贈呈式が行われ、北海道生協連の平照治専務理事から秋元克広市長に目録が手渡され、秋元市長からコープさっぽろの吉田千恵理事・組合員活動委員長に感謝状が贈呈された。
平専務理事は、「札幌で被災された方々に有効に使っていただきたい」と話し、秋元市長は「住宅が被災し約100軒の住民が仮住まいをしている。生活再建のため使っていただけるようにしたい」と応えていた。