宅配トドックで古着回収、コープさっぽろが販売代金のうち150万円を道ユニセフ協会に募金

社会・文化

 コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は17日、宅配トドックによって回収した古着・古布の販売額のうち150万円を北海道ユニセフ協会に募金した。コープさっぽろが道ユニセフ協会に募金をするのは初めて。IMG_0493(写真は、贈呈式。左はコープさっぽろ中島則裕専務理事、右は北海道ユニセフ協会の銀輝事務局長)

 コープさっぽろは、2008年から社会貢献活動の一環として店頭で段ボールや牛乳パックなどの資源回収・リサイクルを行ってきた。市町村や各地の環境系NPOと交流する中で、道内の繊維製品リサイクルが他府県よりも遅れている実態を知り、宅配トドックのシステムを古着・古布の回収に利用することを検討。
 宅配トドックは、注文を受けて週1回、戸配するシステム。戸配の帰りに古着・古布を受け取れば効率的に回収できることが分かり、今年2月からスタート。
 
 集めた古着・古布は、上川郡鷹栖町のキョクサンに売却、キョクサンは綿50%以上のものはウエスにリサイクル、それ以下はカンボジアにあるキョクサンの現地販売店でリユース品として販売している。
 
 古着などのリユースは、商社などを使ったルートでも行われているが、どこでどう利用されているかが分からない。コープの宅配トドックを利用した組合員は、キョクサンを介することでリユース先を把握することができ、出口が見えるメリットがある。キョクサンはカンボジアで5店舗のリユース販売店を展開、30人を現地雇用しているという。
 
 2月から宅配トドックで始めた古着・古布の回収は11月までで約500tに及び当初予想の倍になった。「予想以上の収益があった」(中島則裕コープさっぽろ専務理事)ためキョクサンへの販売額の一部150万円を道ユニセフ協会に募金することにした。
 
 17日、コープさっぽろ本部2階の常任議長室で中島専務理事から道ユニセフ協会の銀輝事務局長に目録が手渡された。銀事務局長は、「世界の子どもたちのために役立たせていただきます」と述べた。
 道ユニセフ協会は、コープさっぽろが各地で開催する食育イベント「食べる・たいせつ・フェスティバル」を通じて募金も行っている。

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