アークス(本社・札幌市中央区)グループの子会社、ラルズ(同・同)は23日、札幌市北区新琴似4条17丁目1ー25に「スーパーアークス新琴似店」をオープンさせた。居抜きながら新規出店にあたるため、この日は横山清アークス社長(ラルズ会長)や猫宮一久ラルズ社長ら関係者が雪が舞う中、テープカットを行った。(写真は、スーパーアークス新琴似店をバックにガッツポーズをする横山清社長)
「スーパーアークス新琴似店」は、ホクレンショップ新琴似店跡への居抜き出店。ラルズは、近隣の新川地区に「ビッグハウス新川店」、「スーパーアークスエクスプレス店」を展開しており、今度の店舗で地域の消費者に向けて食インフラの一層の充実を図る。
開店前の午前8時40分から横山氏や猫宮氏、吉田直哉店長のほか土地建物オーナーらが出席してテープカットを行った。横山氏は、「57年前の11月に山鼻店(中央区)を開店して以来、ずっとスーパー事業を行ってきた。この店は以前、ホクレンさんが運営していたが、縁あって出店することができた。近くにある近藤牧場の当主は、2年ほど前に亡くなったが、北大では同じ教室で勉強した仲間。そんな因縁もあって、この地域に家がほとんどなかった時代から十分承知している。近辺の皆さんには、これからもずっとご利用いただきたい」と挨拶した。
(写真は、魚を利用した惣菜”おさかな食堂“のコーナー)
(写真は、デリカコーナー)
店舗は、通常の「スーパーアークス」業態よりやや小さい中型規模(約475坪=1573㎡)。猫宮社長は、「他の店舗で売れ行きが良い魚の惣菜”おさかな食堂”や”さかなやの寿司”など成功例を新店舗に導入した。また、バックヤードの省力化も行っており、運営コストを下げる実験的な取り組みも行っている。12月商戦に向けて着実に営業力を磨いていきたい」と話していた。
(写真は、買い物客で賑わう店内)