マックスバリュ北海道は、釧路市文苑のマックスバリュ文苑店を「ザ・ビッグ文苑店」に業態変更し17日にもオープンする予定だ。ザ・ビッグは同社が展開するハードディスカウントスタイルの食品スーパーで、釧路市では8月にマックスバリュ川北店をザ・ビッグに変更したばかり。同社は釧路市内に3店舗を展開しているが、これで2店舗が激安店舗になり残り1店舗もザ・ビッグに変更されるのかどうか注目される。(写真は、ザ・ビッグ川北店が核テナントになった川北ショッピングセンター)
マックスバリュ文苑店は、フレスポ釧路文苑ショッピングセンター内にある核テナントで、2006年5月に開業。ドラッグストアの「ツルハ」や温泉温浴施設の「ふみぞのの湯」、理美容、コインランドリーなどが商業集積しておりショッピングセンターの総面積は約2万7000㎡。
マックスバリュ文苑店の店舗面積は2207㎡で直営部分は2092㎡。
同社によると、13日から改装のため一時閉店し9月中旬にニリューアルオープンするとしており、業態についてはコメントしていない。
しかし、業界への取材でリニューアル後の形態は同社が進める激安ハードディスカウントのザ・ビッグでオープン日は17日ということが分かった。
同社は、8月6日に釧路市川北町のマックスバリュ川北店をザ・ビッグ川北店に業態変更したばかり。川北店は当初の計画通り売上げはほぼ倍増しており、来店客数も大幅に増加しているという。
同社が釧路市で展開する店舗は3店舗で、「マックスバリュ」の業態が残るのは「春採店」。この店舗は、「しまむら」や郊外型書店の「コーチャンフォー」などの商業施設が集積する春採ショッピングセンターの核テナント。同社が展開する釧路3店舗が全面ザ・ビッグ化するのかどうか、食品スーパー業界は注目している。