食品スーパーで東京証券取引所ジャスダック市場と札幌証券取引所に重複上場しているダイイチ(本社・帯広市)は3日、8月度の売上高前年比を開示した。全店売上高は前年同月比102・2%、既存店売上高は同100・1%で全店、既存店ともに3ヵ月連続で前年を超えた。20180829_170330(写真は、札幌市西区の「ダイイチ発寒中央駅前店」)

 今年の8月は、後半に雨模様が続くなど天候不順が続き、食品スーパーにとっては向かい風の環境になった。ダイイチの既存店売上高は、前年同月比0・1%増とかろうじて前年を超えたが、先行きは不透明だ。

 部門別の売上高前年比は、次の通り。
■青果 108・6%
■水産 97・6%
■畜産 101・3%
■惣菜 102・7%
■デイリー 104・2%
■一般食品 100・7%
■日用雑貨 97・0%
■その他 94・5%
 客数は、前年同月比100・1%、客単価は同102・1%。ダイイチは、9月が決算期。創業60周年セールが続く9月末までに既存店ベースでどこまで前年を超えられるかが全体の業績を左右しそうだ。


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