セコマ(本社・札幌市中央区)は、10月から電子マネーカード「Pecoma(ペコマ)」の運用を開始する。前払い入金で電子マネーとして利用できるものでチャージは店舗でできる。セコマは、「ペコマ」でデータ分析の精度向上、売り上げ増加、店舗オペレーションの簡略化を狙う。また、運用開始に合わせてスマートフォンのアプリを使った「ペコママネー払い」もできるようにする。IMG_4969(写真は、20日のセコマ政策発表会で紹介された「ペコマ」)

 セコマは、2000年から英テスコの取り組みを参考にして「セイコーマートクラブカード」のサービスを開始した。IDーPOSでお客の購買履歴を蓄積して出店場所の選定や売り上げ予測、商品開発に生かす一方、会員にはポイント付与、景品提供、値引き、クーポン付与を行っている。18年6月末時点の会員数は482万人で1年間の実働会員は200万人。会員による売り上げに占める割合は約60%。

 10月から運用を始める「ペコマ」によって、チヤージした金額を100円以下でも使い切ろうとするお客が増えてデータ分析の精度向上が見込める。チャージ残高があるためセイコーマートへの来店頻度も高まり、レジ時間の削減、現金管理業務の簡略化にも繋がる。

 また、昨年9月から始めたスマホアプリによるクラブカードサービスに「ペコマ」の機能も追加してバージョンアップ、10月からアプリを使った支払い、「ペコママネー払い」ができるようになる。そのほかペコママネーの残高照会もでき、キャッシュレスとカードレスが可能になりスマホを持つだけで買い物ができるようになる。
 現在、7万5000人がダウンロードしているが、ペコマ開始の10月には10万ダウンロードを見込んでいる。


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