サツドラホールディングス(HD、本社・札幌市北区)の事業子会社、サッポロドラッグストアー(同・同)は29日、揚げたてのポテトスナックが提供できるキッチンスペースを備えたカルビーのアンテナショップ「カルビープラス」を札幌の狸小路商店街の5丁目にオープンさせた。IMG_4409(写真は、「カルビープラス」があるサッポロスーヴェニールショップ狸小路5丁目店)
IMG_4414(写真は、店内のキッチンスペース)

 サッポロドラッグストアーは今年2月、狸小路商店街5丁目の松山額縁店1階にカルビーのご当地じゃがりこなど限定商品を販売する「カルビープラス」とキットカットなどネスレ日本の限定商品を集めた「サッポロスーヴェニールショップ狸小路5丁目店」をオープンさせている。「カルビープラス」は、道内では新千歳空港の直営店1店舗だったが、狸小路5丁目店は道内FC(フランチャイズ)の1号店。

 今回、新千歳空港で提供している揚げたてのポテトスナックを作ることができるように店舗内にキッチンスペースを設置、ショップ機能を高めた。揚げたてのメニューは、道産の馬鈴しょを利用した「いももち塩味」や「ポテトほっこり塩味」のほか、道内外の馬鈴しょを原料にした「ポテりこサラダ」や北海道ソフトクリームも販売。商品数は約20アイテム。実際にその場で揚げるため鮮度やおいしさを実感できる。

 店舗面積は31・5坪(約103㎡)で営業時間は午前10時から午後10時。カルビー限定商品やネスレ限定商品など合計200アイテムを用意している。限定商品の中には砂糖の原料になる道産のビートを使った「ビートチップス」もある。
 狸小路商店街は外国人観光客の利用が多く、2月以降の「サッポロスーヴェニールショップ狸小路5丁目店」の売り上げも7割が外国人観光客で占められている。


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