小樽市内から「スーパーチェーンシガ」の屋号消える 

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 アークス(本社・札幌市中央区)子会社のラルズ(同・同)は、小樽市入船5丁目の「スーパーチェーンシガ山の手店」を「ラルズマートおたる山の手店」に転換リニューアル、26日午前9時にオープンさせる。これによって、かつて小樽市内に6店舗あった「スーパーチェーンシガ」の屋号は消える。IMG_0986(写真は、スーパーチェーンシガ山の手店=2016年1月15日撮影)

 ラルズは、2016年2月に小樽市や余市町のほか札幌市内で食品スーパー「スーパーチェーンシガ」「余市スーパー」13店舗展開していた丸しめ志賀商店の事業を承継、手薄だった後志地区で店舗網を広げた。

 余市町で展開している「余市スーパー」の屋号はそのまま利用しているが、小樽市内の「スーパーチェーンシガ」6店舗は、リニューアルに合わせて順次、屋号を「スーパーアークス」か「ラルズマート」に転換してきた。
 そして今回、市内最後の「スーパーチェーンシガ」の屋号を持つ店舗だった山の手店がラルズマートに切り替わることになった。

 リニューアルでは、店内レイアウトを変更し、陳列棚や冷蔵ケースを入れ替えて商品を探しやすくするほか、生鮮のデリカコーナーでは弁当、天ぷら、煮物類の品揃えを充実させる。水産コーナーでは小樽近郊で水揚げされた商品を豊富に品揃え、魚の2枚おろし、3枚おろし、頭とりなどの調理も無料で行う。店舗面積は約221坪(731㎡)で駐車台数は22台。営業時間は午前9時から午後9時まで。

「スーパーチェーンシガ」の屋号を持つ店舗は、これで札幌市南区の「真駒内店」、中央区の「中島公園店」の2店舗のみになる。

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