イオン北海道(本社・札幌市白石区)は6日、10月度売上高前年比を公表した。既存店の売上高は前年同月比97・7%、全店の売上高も同97・8%になり、既存店、全店とも3月から始まった2018年2月期で初の前年割れになった。(写真はイオン琴似店)
3月からスタートした今期は、9月まで順調に売上高を伸ばしていた。既存店は最低100・1%(8月)から最大102・8%(7月)の範囲、全店は最低100・2%(8月)から最大103・0%(7月)の範囲で前年を超えていた。
10月が既存店、全店ともに前年割れになったのは衣料の不振。今期に入って初の2ケタ減が響き全体の売り上げに下押し圧力をかけた。
部門別の売上高前年比は次の通り。
■衣料(レディス、服飾、キッズ、インナー、メンズ)
既存店 87・6% 全店 87・6%
■食品(グロサリー、デイリー、農産、水産、畜産、デリカ、催事)
既存店 101・2% 全店 101・3%
■住居余暇(家電、文具、サイクル、携帯電話、ホームファッション、ヘルス&ビューティーケア)
既存店 100・5% 全店 100・5%