コープさっぽろ(本部・札幌市西区)と酪農学園大学(江別市)は21日、包括的連携協力協定を締結した。コープさっぽろの大見英明理事長と酪農学園大の竹花一成学長がこの日、コープさっぽろ本部で締結式を行った。(写真は、協定締結式。右から2人目が大見理事長、3人目が竹花学長=コープさっぽろ提供)
コープさっぽろは,2008年の北海道洞爺湖サミットを契機に環境への取り組みを強化。エコセンターの開設や未来の森づくり基金の創設、ノーレジ袋運動、ホッキョクグマ応援プロジェクトを展開してきた。
また、酪農学園大も円山動物園での環境イベントやボルネオ島での環境保全活動を実施、昨年度からコープさっぽろと共同で環境保全活動にも取り組んできた。
今回、両者がこれまで取り組んできた環境を柱に、食分野や多方面での取り組みを継続的に進めることができるよう包括的連携協力の協定を結ぶことにした。
締結式で大見理事長は「協定によって環境分野や食分野で継続的に酪農学園大と協力体制が組めるようになり、可能性が大きく広がる」と話した。また、竹花学長は「これまで環境分野で連携してきたが、今後は食を加えた二本柱で連携を進め、学生教育や地域社会の発展に努めたい。協定によって意義ある活動が展開できる」と述べた。