ドン・キホーテ札幌店(南2西3)が、年内に同じ狸小路商店街の南2西4にある平成観光ビルに移転する。南2西3地区は、再開発が予定されているが計画より2年遅れている。ドン・キホーテの移転が決まったことで再開発が進みそうだ。P1080999(写真は、ドン・キホーテ札幌店の移転場所であるKEIZ狸小路店)

 ドン・キホーテ札幌店は、南2西3の旧サンデパートビルで2002年から営業している。地場家電量販店のそうご電器店舗跡への居抜き出店だった。

 旧サンデパートビルと北側に隣接する北洋札幌南ビルは、市街地再開発事業として再開発が決まっている。地下3階、地上29階の商業・マンション複合ビルを当初は2017年度に完成させる予定だったが、ドン・キホーテの移転先が決まらず計画は2年遅れになっていた。

 当初、ドン・キホーテ札幌店は、ドン・キホーテ(本社・東京都目黒区)の関連会社日本商業施設(本社・東京都江戸川区)が取得し、現在パチンコ・パチスロのベガスベガス狸小路店の入っている札幌ナナイロビルへの移転が有力とされていたが、その西隣のパチンコ・パチスロKEIZ狸小路店を運営する平成観光(本社・岐阜県多治見市)が所有する平成観光ビルへの移転が決まった。

 移転後の営業開始予定日は、2017年12月10日で、店舗面積合計は547坪、24時間営業。ドン・キホーテは、道内に13店舗を展開、そのうち札幌店はインバウンドや若者客を中心に収益店舗になっている。


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