再開発が決まっている札幌市中央区南2条西3丁目西地区のサンデパートビルで営業している「ドン・キホーテ札幌店」が、16日午前5時に完全閉店する。これによって周辺ビルを含めた再開発が本格的に始まる。20180126_105852(写真は、「ドン・キホーテ札幌店」)

「ドン・キホーテ札幌店」は、再開発による閉店を見越して今年1月19日に札幌店から西へすぐの同じ狸小路商店街に「ドン・キホーテ札幌狸小路店」(南2西4)をオープンさせている。札幌店閉店後は札幌狸小路店が核になる。札幌店は、2002年にかつてそうご電器が入っていたサンデパートビルの1~4階に入居。13年7月から24時間営業を始めた。

 ここ数年は、外国人観光客が狸小路商店街を訪れるようになり、インバウンド需要を取り込んだドン・キホーテのMD(販売政策)は注目され、同店の売り上げも好調に推移していた。

 狸小路商店街のドン・キホーテ2館体制は、3ヵ月で終了することになるが、この期間で2館体制の採算性などをチェックした模様。今後、2館体制の復活に向けて検討が進むとみられる。


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