イオン北海道(本社・札幌市白石区)の11月度売上高前年比が12日、公表された。衣料と住居余暇が前年同月を割り込み、食品が全体の売上高を引っ張る形になり全店売上高は前年同月比102・7%になった。IMG_9951 (2)(写真は、イオン北海道・札幌苗穂店)

 衣料部門(レディス、服飾、キッズ、インナー、メンズ)の売上高は、既存店が前年同月比93・5%、全店が同95・4%になった。住居余暇部門(家電、文具、サイクル、携帯電話、ホームファツション、ヘルス&ビューティケア)の売上高は、既存店が同96・0%、全店が同97・9%と振るわなかった。

 唯一、堅調に伸びたのが食品部門(グロサリー、デイリー、農産、水産、畜産、デリカ、催事)で、既存店は同105・7%、全店は同107・3%だった。ダイエー店舗承継から9月で1年が経過して全店売上高の伸びは一巡したが、食品部門は10月、11月ともに7%程度の成長を堅持している。
 これら3部門の合計は、既存店が同100・7%、全店が同102・7%と前年同月並みに落ち着いた。同社の食品部門は全売上高の約6割で衣料と住居余暇が2割ずつを占めている。


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