今年春から建て替え増床工事を進めていたDCMホーマック(本社・札幌市厚別区)の「旭ヶ丘店」(札幌市中央区南9条西22丁目)が完成、17日(土)午前9時半にグランドオープンする。道内初の取り組みとして設備、リフォームなど小規模事業者の部品倉庫をコンセプトに部材を店頭陳列せず在庫、注文を受けてその場で渡す「部品の倉庫クイックパーツ」を導入する。IMG_0437(写真は、12月17日にオープンするDCMホーマック旭ケ丘店=2016年11月30日午後撮影)

「DCMホーマック旭ケ丘店」は、1999年4月16日にオープン。同じ敷地内にはロイヤルホスト旭ケ丘店も営業を開始。ロイヤルホストは2年前に閉店、DCMホーマックはそこで住まいのリフォームを行う「おうちスタイル」の売場展開を行っていたが、全館を都市型のホームセンターに建て替えるため今年2月28日に営業を終了、建て替え工事を進めていた。
 新店舗は、地上3階建てで店舗面積は5990㎡。旧店舗の2・7倍の広さがある。駐車台数は190台、営業時間は午前9時半から午後9時。
 
 道内初の取り組みとして、設備やリフォーム、電気工事など小規模事業者の倉庫をコンセプトに電動・エアー工具や水道配管部材、換気・雨どい部材などの商品を店頭陳列せずに在庫保管、店頭やスマートフォン、パソコンでの注文で係員がストック場所からピッキングしてその場で渡す「部品の倉庫クイックパーツ」を導入する。常時ストックする商品は約1万品目。

 また、東京都の「大井競馬場前店」(品川区)に続いてネットで注文した商品を店舗で受け取る「クリック&コレクト」も導入する。パソコン、スマホで24時間注文を受け付け、店舗にない商品でも取り寄せて対応する。
 そのほか、専任アドバイザーが相談を受ける「おうちスタイルリフォーム」、ペットコーナーには旧店舗で扱っていなかった金魚・熱帯魚を用意、健康増進のトレーニング用品、介護用品、企業向け業務資材(コピー用紙、プリンターインク、文具、段ボールなど)も旧店舗よりも大幅に拡大展開する。
 DCMホーマックの店舗数は道内、東北、関東などで全191店舗になる。


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