西友(本社・東京都北区)が全国30店舗を2015年度以降に順次閉店することを明らかにしているが、業界関係者の間に不動産外資系企業がまとめた店舗売却リストが出回っている。それによると、道内で閉店・売却候補になっているのは「元町北二十四条店」(札幌市東区)、「旭ヶ丘店」(同市中央区)、「西町店」(同市西区)の3店舗だとされている。DSC_1661(写真は、西友西町店)
 
 西友が不採算店を中心に全国で30店舗を閉店すると発表したのは10月末。店舗ポートフォリオの最適化を推進するため、不採算店を閉鎖するとしており、道内店舗の行方が関心を呼んでいる。西友の道内店舗は札幌市内の「元町北24店」、「平岸店」、「清田店」、「西町店」、「手稲店」、「宮の沢店」、「厚別店」、「福住店」、「旭ヶ丘店」の9店舗。
 
 業界関係者によると、不動産外資大手のラサールインベストマネージメントの日本法人が西友店舗の閉店・売却リストを既に作成しており、不採算店舗の売却先を探しているという。道内店舗の閉鎖・売却は「元町北二十四条店」、「旭ヶ丘店」、「西町店」の3店舗とされている。このうち西町店などは不動産所有者が2年前に既にホーマック(本社・札幌市厚別区)に移っており不動産売却はない模様。



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