DCMホーマック(本社・札幌市厚別区)は19日、札幌市中央区の「DCMホーマック旭ヶ丘店」(南9条西22丁目1番2)の建て替えにあたり、大規模小売店舗立地法に基づく近隣住民への説明会を南円山会館(南9西21)で開催した。15人が出席して概要説明を受け質疑応答も行った。DCMホーマック旭ヶ丘店(写真は、DCMホーマック旭ヶ丘店の全体配置図)

 新店舗は3階建てで1~2階が店舗、3階と屋上が駐車場。店舗面積は約6000㎡で旧店舗の2倍になる。駐車場の収容台数は店舗前の平面が約60台、3~4階が約130台の合計190台。市の駐車場附置義務条例では134台が必要台数だがそれを上回っている。
 出入り口は、環状通側1ヵ所と菊水旭山公園通側に2ヵ所。日曜日の来店ピーク時には1時間当たり179台の車が来場する予測で、交差点の交通量調査によると混雑度の指数は0・43で混雑が始まる0・9の指数よりも低い。
 騒音調査でも日中は43~53デシベル、夜間も40デジベルでいずれも基準値以下。
 
 建て替えにあたり土地所有者の三菱地所(本社・東京都千代田区)と協議して、環状通側の歩道拡幅のため店舗敷地を2mセットバック(後退)するほか、バス停留所の位置を約10m南側に移動させて待合スペースを作ることも示された。
 出席した住民からは、営業時間の確認や通学時間帯のトラック搬入について質問があり、DCMホーマックの担当者は開店時間が午前9時30分になること、搬入トラックは荷捌きスペース内に収まるように停車することが報告された。
 
 旧店舗は、三菱地所とDCMホーマックとの間で16年間の土地貸借契約だったが、今回は20年間の定期借地権契約で賃借する。なお、新店舗のオープン予定日は11月1日。
 DCMホーマックでは、24日(日)午後1時からたんぽぽの丘つばさ1階地域交流センター(南8西26)でも説明会を開催する。


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