全日食の小型食品スーパー「シティマーケット北見店」12月7日オープン

短信

 全日本食品(本社・東京都足立区)は、北見市に小型食品スーパー「シティマーケット北見店」(北2条西2丁目1―1)を12月7日(水)にオープンさせる。同社が手掛ける「シティマーケット」は道内3店舗目になる。1479170693663(写真は、シティマーケット北見店の出店場所の旧サービスストア店舗=全日食北海道支社提供)

 全日食は、加盟店の経営独立性が保たれるボランタリーチェーンの本部機能を持つ会社。加工食品や惣菜、日配品などを加盟店に供給するとともに経営指導なども行う。地域の実情にマッチした品揃えや店舗運営が可能になるなど、フランチャイズチェーンより本部の取り決めは少ない。
 全国では約1800店が加盟しており、北海道では約130店が全日食チェーンとして営業展開している。
 
「シティマーケット」は、広さ150坪程度の小型食品スーパーで、2007年ころから全国で直営店舗として実験を開始。商品の絞り込みや生鮮品加工の一元化による店舗での加工コスト削減などによって過疎地でも収益をあげられるスーパーとして確立、全国展開を進めている。
 
 道内では、今年6月に札幌市北区拓北の居抜き物件に出店した「シティマーケット拓北店」が1号店で、9月には札幌市東区東札幌に「シティマーケット東札幌店」を出店している。全日食加工センター(恵庭市)から加工食品や生鮮食品などを搬入、店舗内でのインストア作業を少なくして人手が少なくてもオペレーション可能な運営を目指している。運営が軌道に乗った段階で全日食チェーン加盟店オーナーに営業権を売却する方針。
 
 12月7日にオープンする「シティマーケット北見店」は、JR北見駅に近い商店街で営業していた旧サービスストアへの居抜き出店。店舗面積は約170坪で拓北店と同様、100円ショップのワッツとのコラボ店舗になる。
 旧サービスストアが1年程前に閉店してからは、商店街にスーパーがなくなり、コンビニ店舗が数店舗あるだけだった。全日食北海道支社では、年商1億5000万円を目標にしている。

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