大型ホームセンター、ジョイフルエーケー(本社・札幌市東区)の2016年4~9月半期決算は、売上高81億9600万円、営業利益5億200万円だった。売上高は前年半期決算より2%減少したが、営業利益は7%の増益になった。(写真は、ジョイフルエーケー大曲店)
ホームセンター業界は、個人消費の停滞感に加えて夏場の天候不順によって売上げは減少傾向。同業や他業態との競争も一段と激しくなっている。
ジョイフルエーケーでは、商品アイテムの拡充や新たな売場づくりを実施、また特色のあるイベント開催で来店客の増加を図った。価格見直しと経費節減による利益率改善で増益に結び付けた。売上高営業利益率は、5・6%から6・1%に0・5ポイント改善した。
部門別売上高は次の通り。(売上高、前期比、構成比の順)
■日用品 20億1200万円 97・8% 24・5%
■レジャー 17億8200万円 102・6% 21・7%
■資材 24億1700万円 98・5% 29・5%
■ガーデン 7億8700万円 97・7% 9・6%
■インテリア 6億9400万円 97・2% 8・5%
■その他 3400万円 97・1% 0・4%
■RE(リフォーム・エクステリア)事業 4億7400万円 87・6% 5・8%
10~3月の下期に向けて、海外商品等オリジナル商品の販売拡大による利益改善を進めるほか、イベント、催事、実演など消費者の来店動機を高める販促活動を行い、来店客数増加に繋げる。
なお、現在建設中の「大麻店」(仮称、江別市大麻)は2017年3月に開店予定。