食品スーパー、ダイイチ(本社・帯広市)の1月度売上高前年比が公表された。それによると、全店ベースは対前年同月比109・4%と好調な売上げを持続している。IMG_8936(写真は、帯広市のダイイチ東店)

 ダイイチは、帯広市など十勝圏10店舗、旭川市内7店舗、札幌市など道央圏5店舗の22店舗を展開。旭川や帯広で伸びているのは、競合する食品スーパーの勢いを欠いている分を取り込んでいるためと見られる。とりわけ、帯広はマックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)による「いちまる」承継作業の間隙を衝いたり、福原(同・帯広市)が豚肉での食品表示法違反による指示を受けたことによる顧客離れの受け皿なっている。
 この結果、全店ベースは昨年1月に比べて109・4%と大幅に伸び、既存店ベースでも同105・0%と前9月期の既存店平均103%を上回る好調ぶり。
 部門別の売上高前年比は次の通り。
■青果 108・0%
■水産 108・2%
■畜産 112・1%
■惣菜 107・7%
■デイリー 111・9%
■一般食品 109・4%
■日用雑貨 103・7%
■その他 106・7%
 なお、客数は全店ベースで同106・2%、客単価は同103・0%だった。


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